タグ:Ville 街 ( 131 ) タグの人気記事


2016年 05月 31日

壁物語(2)

f0330072_18110784.jpg

バラがのぞくこの塀の向こうは

f0330072_18112695.jpg

司教の館

f0330072_18113839.jpg

その少し先 振り返ると

f0330072_18115227.jpg

カテドラルがこのように見えるところから

f0330072_18120517.jpg

Promenade des Remparts 城壁の散歩道 が始まります。

f0330072_18121516.jpg

この城壁は、ガロロマン時代
4世紀の中ごろに建立されたもので

f0330072_18122770.jpg

当時の町の周りを囲んでいたものです。

f0330072_18124020.jpg

その後、
どの部分がいつ頃どのように修復されてきたか等は不明ですが

f0330072_18125004.jpg

その城壁の一部がこうして残っているというのは
中世の人々の暮らしを知るためにも
すばらしいことです。

f0330072_18130448.jpg

この道は、普段は地元の人の散歩道

f0330072_18133009.jpg

シーズンには観光客も多く通ります。

f0330072_18131420.jpg

この散歩道は、モクゲンジや桐、ニシキギなど
興味深い木々も植えられています。


f0330072_18135875.jpg

石の他に煉瓦も使われていますね。

f0330072_18141381.jpg

石を積むというのも芸術です。

f0330072_18143106.jpg

あまり完璧に修復していない

f0330072_18144717.jpg

そういうところは
フランスの"詫び、寂び"ともいえるかもしれません。

f0330072_18152161.jpg

石や煉瓦のひとつひとつに物語があるのだな。

f0330072_18153852.jpg

10分も歩かないうちに

f0330072_18155616.jpg

散歩道の終点です。

f0330072_18161267.jpg

突当りの左右には

f0330072_18164385.jpg

町の上方と

f0330072_18170216.jpg

町の下方へ向かう小道になっています。
ここは、ガロロマン時代から
町の上と下を結ぶ抜け道、近道だったそうです。

フランスには小高い丘の上に作られた町が多いですが
我が町のカテドラルも丘のいちばん高いところに建っているわけです。

f0330072_18150374.jpg

写真は、5月23日に撮ったものです。
この日も、
老いたゴールデンレトリバーと飼い主のおじいさんを見かけたのでありました。

この散歩道を観光化のために
もっと整備しようという地元の人たちの話もあるようですが
このままの静かな姿を残す方が
真の観光のためにもいいんじゃないかなと
個人的には思います。

f0330072_18134416.jpg

23日は、まだ桐の花が咲いていましたが
今日、31日は、もう散ってしまっていることでしょう。

f0330072_18172709.jpg

町の上と下を結ぶ小道の壁に終わりの藤が咲いていたのは、
26日のこと。

f0330072_18173927.jpg

今日は雨の中で
タチアオイの蕾が大きくなり

f0330072_18175089.jpg

ご近所のクレマチスが明るく咲いています。




[PR]

by echaloterre | 2016-05-31 18:48 | 日常の特別
2016年 05月 30日

壁物語(1)

f0330072_19480765.jpg

カテドラルの周りのセイオウハナズオウの木々は
もうすっかり葉に覆われています。

f0330072_19482140.jpg

町の建物は、たいていが石作り。
その石の壁の傑作とでもいうのがこのカテドラルだな
そんな気持ちで何度も
この壮大な山のような石の塊を見上げてきました。

f0330072_19484565.jpg

フランスでいちばん大きいとされるこのカテドラルの正面は
大きすぎてカメラに全体が収まりません。

f0330072_19483202.jpg

このカテドラルは
11世紀のロマネスク様式の教会が基礎になっていて
その教会から、2世代3世代とかけて人々が石を積み上げ
13世紀にほぼだいたいができあがったようです。

f0330072_19485595.jpg

屋根を支える柱も高く美しく

f0330072_19491148.jpg

クリプト(地下聖堂)へ向かう入り口の上の彫刻は
芸術品以外の何物でもありません。

f0330072_19492225.jpg

いちばん奥にある聖母子像の後ろのステンドグラスは
16世紀のもの。

f0330072_19493423.jpg

その聖母子像側から見る天井

f0330072_19501505.jpg

南側の入り口の傍にある聖母像の後ろのステンドグラスは
15世紀のものです。

f0330072_19502670.jpg

柱の麓には、
もう消え入りそうになっている部分も多いですが
それぞれ彫刻が施されています。

f0330072_19503676.jpg

南側の入り口からは
石の芸術といえる門の向こうに広場が見えます。

f0330072_19504970.jpg

この石をひとつずつ積み上げていった作業を
想像すると
終わりの見えない作業の長さの前に汗を流す人たちの
表情が見えてきます。

f0330072_19522237.jpg

石作りの家々の奥に石造りのカテドラル

f0330072_19523507.jpg

一般の人たちには、そう簡単にはいろんな情報が入らない時代
この大きなカテドラルが
崇高なものに見えた人もいるでしょうし
押しつぶされるように重く感じた人もいるでしょう。
石の温かさと冷たさと
その両面が建物全体にも感じられるように思います。


f0330072_19525742.jpg

次の壁物語では
カテドラルのすぐそばを通る城壁の散歩道の壁をじっくり歩くことにしましょう。

f0330072_19530947.jpg

グレーの世界に色が現れると
ハッと
そして
 ホッとしますね。


写真は、5月26日に撮影したものです。


f0330072_01123962.jpg

「毎日毎日、雨が降っています。
今日は一日中、ザンザンと降っています。
大雨注意報も出ていて
あーあ、当分畑には行けそうにありません・・・
退屈です・・・」 U^×^U*





[PR]

by echaloterre | 2016-05-30 23:37 | 日常の特別
2016年 05月 27日

viorne obier カンボク

f0330072_00175686.jpg

カンボク肝木
仏名 viorne obier
学名 Viburnum opulus

この花の名前は
おそらくカンボクで合っているでしょう?!


f0330072_00243783.jpg

毎年、実のなっている時季にしか
この植物を見ていなかったので
今回この花を見て
ヤブデマリに似ている・・・
と思ったところから
名前がわかってきました。

f0330072_00250767.jpg

ヤブデマリの装飾花が蝶のような形をしているのに対して
このカンボクの装飾花は、5枚の花びらが均等で
梅の花のような形をしていますね。

f0330072_00284789.jpg

長年なんだろうと思っていた花の名前が
わかった!時の喜び!!

f0330072_00292503.jpg

またこの町と仲良くなれたような気がします。



[PR]

by echaloterre | 2016-05-27 00:50 | 植物の名前
2016年 05月 26日

鳥は目覚まし

f0330072_21121985.jpg


いい夕暮れ
窓から、かなり長いこと見上げていた空

そして夕暮れの後には夜が来て、
その後には朝が来る。


5時きっかりにメルルが高らかに歌い始め
その後を追うように
ツバメたちがおしゃべりを始める。

そのツバメの伴奏が気に入ったように
メルルはさらに美しいメロディーを奏でる。

そのうち空がしらみ始め
気が付くと
カシューのいびきが旋律になっている。



f0330072_21125696.jpg


今の日の出は6時頃
日の入りは21時半ぐらい。
夏至に向かって、どんどんと日は伸びている。

メルルが5時きっかりに鳴きだすなんて
目覚まし時計にできるじゃない
と思ったけれど
目覚まし時計だって、時間という観念だって
人間の考えのもとに作りだされたもの。

もともと、日の出と日の入りはあって
その間を鳥たちはどういう時間で過ごしているのだろう。
朝、お腹が空く時間が目覚めの時間かな。
それとも、日の出少し前に、物がよく見え始めるから声も出してみるのかな。



f0330072_21144208.jpg


私がここを通る時間帯は毎回違うのに
年老いたゴールデンレトリバーと飼い主のお爺さんを見かけるのは
今月3回目。



f0330072_21161480.jpg


塀の上からのぞくバラの花


f0330072_21174670.jpg


街のあちこちで見かけるのは
みっしりと咲くピラカンサス


f0330072_21183128.jpg


そして見納めの桐の花。
今日も花の香りがして
落ちていた花を拾って鼻を近づけてみたら
思っていた以上に香りがした。




[PR]

by echaloterre | 2016-05-26 21:40 | 雲のアルバム
2016年 05月 24日

終わりの頃の桐

f0330072_19510425.jpg


充分に楽しんだ我が町の桐の花も
そろそろ終わりの時季になってきた。

この広場に通じる道のうち
今年になって見つけた小さな石畳の道を50メートルくらい戻ってみる。



f0330072_19543336.jpg


このカーブを左に曲がると



f0330072_19544250.jpg


桐の広場が見える。
この辺りから、ほんのりと甘い香りが漂ってくる。



f0330072_19524247.jpg


やはり、
桐の花には曇り空が似合うな。



f0330072_19525639.jpg


桐の紋が目に浮かんでくるような
葉と桐の花たちの姿



f0330072_19530999.jpg


今年の5月は桐の月であったな。



f0330072_19532209.jpg


そんな桐の花を思わせる柄のワンピース



f0330072_19533489.jpg


深いオレンジのバラの色を思わせるワンピース



ショーウィンドウの中では
夏が始まっています。



f0330072_19534331.jpg


≪追伸≫ 私は日本では桐の花を見たことがありませんでしたが
nickさんのブログで日本の桐の花を見ることができました。
山の中の桐もとてもいいものですね。
nickさんの桐の花 →  



[PR]

by echaloterre | 2016-05-24 20:02 | 植物のアルバム
2016年 05月 22日

100%雨の日曜日

f0330072_21271248.jpg


予報通り
夜中から雨が降り続き
時折り
もう止むかなと思える明るい空になるものの
結局
一日中雨の日曜日。


雨の中で
しょげながらも咲いているコクリコを見て



f0330072_21282503.jpg


雨の中で
うつむきながらもしょげずに咲いている
ピエール・ド・ロンサールをちらっと見て



f0330072_21274051.jpg


朝市に行って
買ったものは
ナスの苗とピーマンの苗。

毎年、この苗だけは種を撒かずに
市場で買っている。
今年も元気の良さそうな苗だな。

雨にもかかわらず
朝市にはたくさんのお店が出て
買いものに来ているお客さんたちで賑わっていた。


苗屋さんには
様々な種類のトマトやその他の野菜の苗、
花の苗がずらりと並んでいた。

我が町では
まだまだ植付けの季節。

今日買ったナスとピーマンの苗は
あさって辺りに畑に植付けよう。



f0330072_21284758.jpg


片手に傘
もう片方の手に苗たち
そして
脇には、まだ熱いといってもいい
焼きたてのバゲットを抱えて

帰りも
ピーエル・ド・ロンサールの蔓バラの前を通って

ただいま!



f0330072_21291092.jpg


「お帰り!
あたしはバゲットのように長い
伸び伸び日曜日♪」 U^I^U*





[PR]

by echaloterre | 2016-05-22 22:10 | 植物のアルバム
2016年 05月 16日

薄紫に輝く桐の広場

f0330072_00505898.jpg


2日前に小雨降るグレーの空の下で見た桐の花たち
日曜日には、青い空と白い雲の下で
紫が先日より少し濃く美しく輝いていた。


f0330072_00511423.jpg


f0330072_00514743.jpg

f0330072_00522299.jpg

f0330072_00524608.jpg

f0330072_00530345.jpg

f0330072_00532732.jpg

f0330072_00545362.jpg

f0330072_00551365.jpg

f0330072_00553212.jpg

f0330072_00561043.jpg

f0330072_00564601.jpg



f0330072_03302290.jpg


樹々に咲く花を見上げた後
足元に落ちていた花の一つを拾ってみた。
なかなか見る機会のない桐の花。


f0330072_03303349.jpg


淡く淡く、グレーにも近い紫


f0330072_03304447.jpg


花びらの外側は少し濃い紫ね。


f0330072_03305743.jpg


次にこの広場に来るときは
もう花はすっかり終わっているだろうか。
去りがたいなと思いながら
広場を後にして

城壁の散歩道を通って帰ろうとしたら


f0330072_03545703.jpg


そこにも大きな桐の木が一本あったのだった。
我が町の22本目の桐の木である。

桐の木の下で
年老いたゴールデンレトリバーにおやつをあげながら
ハンチングを被ったおじさんが
「さあ、行くよ。ちょっと急ごうね」と声をかけて
歩きだすところであった。





[PR]

by echaloterre | 2016-05-16 04:12 | 植物のアルバム
2016年 05月 16日

扉の向こう

f0330072_00070546.jpg


大きな扉の向こうには


f0330072_00071902.jpg


桂の並木


f0330072_00075516.jpg


白いワンピースを着て


f0330072_00080716.jpg


市場で買ったものをパニエに入れて


f0330072_00152783.jpg


ゆっくりこんな門の向こうの家に帰る・・・


f0330072_00154555.jpg


そんなのもいいな。
でも、そこには姫りんごがいないね。^^





[PR]

by echaloterre | 2016-05-16 00:20 | 植物のアルバム
2016年 05月 15日

ニシキギの花

f0330072_23150575.jpg


街中の城壁の散歩道に植えられている
ニシキギ
( 錦木 Euonymus alatus )


f0330072_23152851.jpg


枝が特徴的でわかりやすい


f0330072_23154520.jpg


花は黄緑で小さくて
これで咲いているのかな?
と思うけれど
これで咲いているのである!


f0330072_23155990.jpg


この時季は、マレに行くことが多く
このニシキギも花が咲いているところを見たのは
今年が初めてである。


f0330072_23161528.jpg




石壁のアップ
[PR]

by echaloterre | 2016-05-15 23:23 | 植物のアルバム
2016年 05月 15日

コクリコ coquelicot


f0330072_21170355.jpg



風に吹かれて 種飛んで
塀の上に 虞美人草

風に揺られて 赤い花びら
塀の上で コクリココクリコ♪








[PR]

by echaloterre | 2016-05-15 21:20 | 植物のアルバム